本通りからちょっと入り組んだ路地の突き当たり。

廃墟同然の古ぼけた店。

風化して今にも落ちそうな看板には薄れた墨文字が、仰々しい文字を書いている。

重い引き戸を開けば、色んな古物がごちゃごちゃ所狭しと並ぶ。

古き物には心が宿っている。

良いも悪いも選ぶのはあなた次第。

買取、販売、修繕からお祓いまで何でも御座れ。




ようこそ、『梵(そよぎ)古物商店』へ。
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日常


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