memory2

□kiss me...
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ロックオンが喜ぶ顔は好きだ。
笑ったロックオンに髪を撫でられるのも。

「僕はこれからアレルヤと約束があるから行くぞ。」

コーヒーを飲み終えたティエリアが席を立った。

俺も立ち上がる。

「ロックオンの所に行く。」

☆☆☆

「俺はロックオンの事が嫌いじゃない。」

刹那は俺の部屋に来るや否や、唐突にそう言った。

「いきなりなんだよ刹那。」

嫌われていない事は知っている。
少なくとも俺は刹那が好きだし、この前もキスを求めた。
了承はされなかったが……。

「だから、キスしても、いい。」


………………は?

思わず目を丸くして刹那を凝視する。刹那の顔は赤く染まっていた。
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