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□第三章
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外…

ポケセンから出てボク達はカフェに行ったりアイスを食べたりしていたがあるビルが目に入った。

「?…フレア1回ボールに戻って!」

フ「?お、おう」

かわった所だが一度フレアをボールに戻して少し入って見ることにした。すると中で、小さい女の子と男の子が二人で本を読んでいた。

女の子「そうして「ゾロア」は…」

<?ゾロアって…>

スカイアローブリッチで聞いた話をふと思い出した。

「ねぇねぇ何読んでるの?」

女の子「?あのねぇこの子1人だったから、この「ゾロア」っていうポケモンの本を読んであげてたの」

男の子「…」

ボクは少し話し掛けてみた。女の子はニコニコ笑って言ったが、男の子は黙っていた。

女の子「お兄ちゃん知ってる?こんなポケモンだよ!!」

女の子が本の表紙を見せてくれた。

「へぇ、なんかカワイイね。」

女の子「でしょ!でもゾロアを気持ち悪がる人もいるんだ。でも私はすっごくカワイイと思うの!…?何でアンタが赤くなるの?」

その言葉を聞いた男の子は顔が真っ赤になっていた。

「…」

女の子「あっ私もうお家帰らなきゃ!…」

時計を見て女の子は言ったが、やっぱり男の子が気になる様だった。

「ああ、大丈夫ボクがそばに居てあげるから!」

男の子「!?」

すると女の子は安心したように「そう?じゃまたね〜」と言って帰って行った。

「…ねぇキミもしかしてゾロアなんでしょ?」

男の子「!」
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