剣と騎士の童話

□第二話
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side キリト

広大な石畳。街路樹と中世風の街。
転移の光が消えた時目に入った光景は『はじまりの街』だった。

直前まで一緒にいたクラインそしてすぐそこに知り合いを探しに行くと別れたルナがいた。

他にも眉目秀麗な男女の群れがひしめいている。
皆口々に「どうなってるの?」「これでログアウトできるのか?」と言っている。

街中の苛立ちがあがりはじめたその時

「あっ………上を見ろ!」

俺とクライン、そしてルナはその声に導かれてうえをみた。
そこには




頭上に広がる第二層の底を染め上げる深紅の市松模様とそこにかかれたWarningSystem Announcementの文字だった
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