ハチャメチャ人生!

□第2話
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覚めるはずのない目が覚めた時は誰だって俺は助かったんだって思うはずだ
でも違った。俺は転生…そう生まれ変わったんだ

最初は驚いた知らない男女が目の前にいて声を出せばあうあう…喋れねえし
はい!?っと思った矢先
俺を抱きかかえる女性の瞳には赤ん坊が写っていて
もう生まれ変わったとか信じるしか他なかったからだ

記憶があるのは死んだ時のショックが大きいから仕方ねえかな…って思ってたが
それより衝撃だったのはちょっとして気づいたが俺は男から女に生まれ変わったという事

納得がいくわけもなく違和感を感じながらも何事もなく小学6年生までに成長した
元が男で記憶も存在しているから周りが子供すぎてついて行けなかったがサッカーするのは普通に楽しかった

そして俺の今の名前は土佐 翼
親はどっちも共働きで母は甘く父は厳しかった

俺はサッカーを習い塾に行く毎日だがまあレベルは簡単だ
復習してる気分でまあ楽しく何事もなく過ごしていた
母は護身術とか言って空手と剣道を習わせた
これは前世では体験していたかったからかなり楽しかったりする
そこらへんの餓鬼と遊ぶよりかは勉強や習い事の方が楽しい毎日で何事もなく小学校を俺は卒業した

ついに中学1年生になる日がきた
そして学校の名前は…「並盛…中学校…?」

並盛中学校…並盛という字を見た瞬間
前世の世界で読んでいた漫画に出て来る地域を思い出した。

まあそんな深くは考えず入学式が終わり
教室に入り席についた俺はボーっと外を眺めながらクラスメイトの自己紹介を聞いていた

教室がざわつく中俺は真っ先に沢田綱吉に近づく、もちろん友達になるためだ。

「俺は土佐 翼だ、よろしくな
さっそくだがツナって呼ばせてもらうよ。よかったら友達になってくれ」

そう手を差し出すとぽかんとした顔がハッとし握手を交わす

「俺は沢田綱吉。えっと、土佐さんよろしくお願いします…女の子だよね??俺って言ってるけど」

「…ごめん、間違えた。これでも一応女だよ
あとさん付けなしで下の名前で呼んでくれると嬉しいんだけど」

「う、うん。わかったよ
改めてよろしくね、翼…さん」

まあ初対面だし仕方ない…
キャラに下の名前で呼んでもらえるだけで有り難いしさん付けじゃなくなるのを待とう

そしてすぐさま京子ちゃんと花の元へ挨拶へ

「私は土佐 翼。笹川さんと黒川さんよろしくね」

「翼ちゃん私のことは名前の京子でいいよ!よろしくね!」

「私も花でいいわ、よろしく翼」

「じゃあお言葉に甘えて…京子ちゃん花これからよろしくね」

また握手を交わし次は山本武の元に「山本武でしょ?私翼、よろしくね」

「お、武でいいぜ!よろしくな翼!」

同じクラスになっただけでも奇跡だ…
あとは笹川了平と雲雀恭弥だが今日はいろいろあり過ぎて疲れたし習い事をサボって帰ることにした

これからの学校生活が楽しみすぎる





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