前世の約束。

□第六話
1ページ/1ページ

僕は驚いた。 イキナリ、屋上に現れて…

大声を出して僕を呼んでいる君をみて。

それと…会ってイキナリ”夢を見ますか?”

そんな質問をする君に――― 僕は意地悪をした。 

そしたら君は今にも泣きそうな顔をして「女の人と男の人が約束する夢を」

そう言ったんだ… 正直、驚いた。

僕も君を同じ夢を見ていたから…少し興味が湧いたから、
                ちゃんと返事を返してあげる事にした

雲「あぁ、僕もみるよ。女の人と男の人が約束する夢を―――」

貴「っ!本当ですか?どんな…どんな夢だったか教えて下さい!
  それと、その二人が出て来た夢を…私に!教えて下さい!!」

君は目を大きく開けて僕の腕を掴んで叫んで質問してきた

いつもなら咬み殺す所だが…何となく気分で許した

雲「…二人は前世でも会う約束をしてた。それと、女の人の名前は…

貴「ユアン。男の人がアラウディ…ですよね」

不思議だった。他人と同じ夢を見る事が…

そして、君が夢の人物の名前を呼ぶ時の顔を見て―――

不思議と胸が熱くなる事が…。

そして僕は夢の事を全て何故か話してしまった


次の章へ
前の章へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ