前世の約束。
□第六話
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僕は驚いた。 イキナリ、屋上に現れて…
大声を出して僕を呼んでいる君をみて。
それと…会ってイキナリ”夢を見ますか?”
そんな質問をする君に――― 僕は意地悪をした。
そしたら君は今にも泣きそうな顔をして「女の人と男の人が約束する夢を」
そう言ったんだ… 正直、驚いた。
僕も君を同じ夢を見ていたから…少し興味が湧いたから、
ちゃんと返事を返してあげる事にした
雲「あぁ、僕もみるよ。女の人と男の人が約束する夢を―――」
貴「っ!本当ですか?どんな…どんな夢だったか教えて下さい!
それと、その二人が出て来た夢を…私に!教えて下さい!!」
君は目を大きく開けて僕の腕を掴んで叫んで質問してきた
いつもなら咬み殺す所だが…何となく気分で許した
雲「…二人は前世でも会う約束をしてた。それと、女の人の名前は…
貴「ユアン。男の人がアラウディ…ですよね」
不思議だった。他人と同じ夢を見る事が…
そして、君が夢の人物の名前を呼ぶ時の顔を見て―――
不思議と胸が熱くなる事が…。
そして僕は夢の事を全て何故か話してしまった