ハチャメチャ人生!

□第3話
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「はっ!!ここは…?あれ、俺…」
急に飛び起きたせいで一瞬眩暈がしたがぐっと堪え辺りを見渡すとここは保健室

すっかり夕方で時間を見ると17:26
そういえば、とあった出来事を思い出すと最後にリボーンの声が聞こえたような…

「ちゃおっす」
一瞬にして背筋は凍り嫌な予感がするも渋々声のした方へを向くと
リボーンが窓辺に立っていた

「お前を助けてやったのは俺だゾ、感謝しろよ」

(て、てんめえ〜!!どの口が言ってやがるんだ!!!)
なんて思いつつも初対面のふりをしお礼を言う

「あ、ありがとうね僕…それより私帰らないと行けないから…じゃあ」

一応女の子らしくして微笑み逃げるように立ち去ろうベッドから立ち上がるとリボーンに勧誘をされてしまった

「ツナが率いるボンゴレファミリーに入れてやるぞ、明日試してやるから昼休みに屋上に来い」

「あはは…僕冗談が好きなんだね?
私急いでるから付き合ってる暇ないの。またね」

とにかく話を切り上げてその場所を立ち去り保健室の扉を閉めると
猛ダッシュで教室へと向かい荷物を取って急いで帰宅した

そんな俺をリボーンは窓辺から明日の試験について考えながら眺めてたこと俺はこの時知る由もなかった。


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