あまのじゃく
□捜索!
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松代さんの話を聞いてから、チョロ松達は立ち上がり、彩花を探しにいった。
〜公園〜
松代さんの言う通り、彩花は公園で泣いていた。
『っ…要らない…か。そうだよね…
ボクは松野家の人じゃない。それに、化物…だし。
死ねって言われて当然だよね…。』
そこへ、おそ松達が彩花に声を掛けた。
「彩花…ごめん。俺、彩花の事…何も知らないで彩花に酷いこと言った。」
『……母さん…言ったんだ。そか。
ううん、兄さんは悪くないよ。全てボクが悪い。あと、XIII機関達が悪い。』
すると、闇の中から二人の黒ずくめの男が出てきた。
「見付けた♪彩花」
彩花は恐怖!!という顔をしていた。
『ボクに近付くな!!』
そして、今まで見たことないくらい怯えながら黒ずくめの男を睨み付ける彩花
「そんな怯えんなよ。」
『ハッ,それ…君達がしてきたことのせいだろ!!ふざけんなよ!!心のないノーバディのくせに!!ボクのお母様達を奪ったくせに!!ボクに……罪を擦り付けた…くせに…っ!!』
ポロポロと涙を流しながら彩花はキーブレードを出して、黒ずくめの男に威嚇していた。
「おい、デミックス…殺るか?」
「俺は初恋の相手を殺る趣味ないんだけど、ゼアノートも誘拐してこいって言ってたし、気絶させる程度にしておくぞ」
「テメェも初恋相手は彩花かよ!!」
「多分殆んどは初恋相手彩花だろ…」
初恋とかしたことのない彩花はというと…
『おそ松兄さん、初恋って何?』
「え、恋したことある?彩花」
『恋って何?』
「あ、駄目だ…このこ天然ちゃんだ。」