復讐

□疑問
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〜部屋〜




こんにちは、僕は松野家三男松野チョロ松です。





今、トト子ちゃんも呼んで皆で話をしているところだったんだ。






お「で、トト子ちゃんは好きな人居ないの?」



ト「さっきから居ないって言ってるじゃない(怒)」




トト子ちゃんお怒りモード(笑)





ト「ねぇ、それ聞くだけの為に私を呼んだなら、私帰るよ?」




「ちょっと待って!



僕等が今日、トト子ちゃんを呼んだのは、〔彩花〕の事についてで呼んだんだ。」





僕がそう言うと、トト子ちゃんはまた座り直した。




ト「……彩花ちゃん…何処に行っちゃったんだろうね…」





トト子ちゃんが悲しそうにそう呟く。






お「……俺等が気付いたときにはもう、彩花はこの町には居なかったからな…」




と「本当何処に行っちゃったんだろうね…。」




い「……」



にゃぉ〜んと一松が抱えている猫が鳴く。





彩花は僕等がトト子ちゃんに夢中になってる間に姿を消した。





いつもフラーと消えてフラーと現れるから、消える前もその内戻ってくるだろうと思ってなにもしなかった。





それがいけなかったんだけどね…





じゅ「彩花ちゃん…事故にあってなきゃ良いけど…」






……




本当…何処に居るの…彩花ちゃん。









早く帰ってきて…また皆で遊ぼうよ…









〜その頃の彩花〜




『クシュッ!!何だ?風邪か?』




ただ一人で、殺風景な部屋で可愛らしいくしゃみをしていた。





〜side戻る〜





か「……」




カラ松兄さんはずっと黙ったままだ。




か「……すまない、my brother。俺は少しカラ松girlを探しにいくぜ。」





カラ松兄さんはそう言い、部屋を出ていった。






おそ松兄さん達は彩花ちゃんに少し気があったのは知ってたけど、カラ松兄さんのあの様子…





カラ松兄さんは何か知ってるんじゃないか…?




そう思ってしまう。






すると、いきなり母さんの声がした。







「ニート達〜〜!!今日から男の子二人が少し泊まるからね〜!!」





男?また捨て子かな?




僕等は下に降りてみることにした。





すると、其所には右手と左足が義手と義足の頭にアンテナが生えてる金髪金目の男の子(チビ)と鎧が居た。






何で鎧?





エド「ちわ。俺は今日から少しだけ此処に泊まらせてもらう、エドワード・エリック。宜しくな」ニカッ




チビはエドワード・エリックと言うようだ。






アル「僕は兄さんの弟の、アルフォンス・エリック!宜しくね」




目がキラッと光った。




怖い((( ;゚Д゚)))





──自己紹介skip──




「エドとアルは何で此処に来たの?」




僕がそう聞くと、エドが




エド「探してる人が居るんだ。俺みたいな左手が義手の白猫マントを着ている奴を…な。」




白猫…マント…?




じゅ「白猫マントって彩花みたいだね〜(*´∇`*)」



それは思った。



アル「彩花?」



※トト子ちゃんは帰りました。



じゅ「うん!僕等の幼馴染みで……」



お「13歳の時に俺等の前から姿を消した幼馴染みだよ。」




それを聞いたエリック兄弟は顔を見合わせた。




そして




アル「ねぇ!その幼馴染みの子の写真ってある?」





と聞いてきたから、アルバムを出して、エリック兄弟に見せた。




アル「兄さん!!」



エド「あぁ…コイツだ。」




この二人…彩花の事知ってるんだ…。




と「何で彩花ちゃんを探してるの?」





アル「……それは…」



エド「…俺等はその彩花って子に憧れてたんだ。それで、彩花って子を探してるんだ。」




憧れて?有名人なのかな?彩花って。




エド「……彩花って子は調べるとたくさん出てきた。両親は他界していて、13歳という最小年齢で国家錬金術師の資格を取った大天才の少女。それが、その彩花って子だ。」







エドはキラキラと目を輝かせ、語った。






 







両親が他界…





その言葉が少し気になったけど、今は気にしないでおくことにした。






 
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