復讐

□仕事
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…プルルルルルル…プルルルルルル…



ガチャッ



『はい、どちら様で?』



ボクは電話を取った。




マス「あぁ、エンゼルか。そっちにエリック兄弟が来ていないか?」




エリック兄弟?誰?



『誰だ?そのエリック兄弟とは。』



マス「鋼の錬金術師だ。そっちに居ないとなれば日本か…」




日本?確か…ボクが前に住んでたのも日本だったな…




『そのエリック兄弟がどうした?』



マス「賢者の石について分かったことがあれば聞きたかったのだが、アメストリス国の何処にも居ないんだ。」





なるほど…なら



『ボクが連れてくるよ。特徴を教えて。』




マスタングからの情報は、





エドワード・エリック…超身長が低く、金髪金目の男の子らしい。




アルフォンス・エリック…鎧。デカイ鎧で、頭からは金色の髪が出てるらしい。





『分かった。エリック兄弟を見つけ次第、そっちに戻る。』




マス「あぁ、そうしてくれ。だが、無理はするなよ?エンゼルも一応女なんだからな」





……一応を強調しやがった(怒)この女たらしが(怒)





『……マスタング、お前今度会ったら氷漬けにしてやる。覚悟しておくが良い。』




マス「ΣΣな、何故だ!?」



『一応とはなんだ。ボクは歴とした女だ。』



マス「ペッタンコなのにか?」




は?Fもあれば十分だろ(怒)




『ペッタンコで何が悪い。貴様…マジで今度会ったら氷漬けにしてやる。じゃあな。』





ガチャン





ボクは電話を切ると、急いで支度をした。







記憶が全て揃うまであと…








もう少し──……







 
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