復讐

□久し振りの日本
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んー、日が眩しい…




ボクには必要のない日の光りが物凄く眩しい。




ガタンゴトンガタンゴトン




只今、赤塚町に到着したエンゼル・D・アヤカ……此処では、水野彩花だったな。





『……ん〜……元あった家あるかな…。』




絶対あるけど(笑)




ボクはまず、前に住んでいた家に向かった。





ボクから見ても相変わらずデカイ家。





此処にまた一人か…と思うと、少しわくわくしてくる。






ボクは家に入り、荷物を置く。





アルバムとかも全て此処に置きっぱなしだった。






コトン...




何かが本棚から落ちた。





[20□△年アルバム]




中学時代のアルバム…?




ペラリペラリと開くと、夢に出てきた6人が写っていた






『松野…?』




ボクがそう呟いた途端、ドサッと後ろから物音がした。






後ろを振り向くと、夢に出てきたピンクの男の子が居た。






?「あ…やか…?」




『……』




ボクはアルバムから名前を探した。




ピンクの男の子はトド松というらしい。




『……松野トド松か。』




と「彩花!!!!!!!!」ギュッ!!




うわ!?松野トド松が抱き着いてきた。






と「やっと見付けた!!捜しっ…たんだよっ!!」






ポロポロと涙を溢し、ギューと抱き締める力を弱めない松野トド松。





『…それは…すまないな。』






ボクは離れないトド松を放っといて、先に6人の特徴をメモ帳に書いた。







と「トト子ちゃんや皆心配してたんだよ!!」






ん?トト子?誰だ?






『すまない。松野トド松…。トト子とは誰だ?』




と「え…?トト子ちゃんを覚えていないの!?」





『トト子処か、このアルバムが無ければ、トド松も分からなかったがな。』






ボクがそう言うと、トド松がガクンと座り込んだ。






『……?』







すまない。また、離れるんだ。






記憶が無い演技をさせておいてくれ…







と「……覚えてないなら…───」






?何か言っていたような……





『どうした?』







ボクがそう聞くと、トド松はボクの方に向いてニッコリ笑い、ギュッとまた抱き着いてきた。





抱き付くの好きだな〜……





と「じゃあ、先に自己紹介しておくね!僕は松野トド松!!これから会うときは宜しくね(ニコッ」





おおぅ…あざとい…←
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