白の旋律

□1.秋の新芽
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居心地が良い、というものは


そうそう長くは続かなくて、


ようやく慣れてきた学園生活が


崩されるのを知った時、


私はぼんやりと


面倒、とだけ思った。





ただ、私の中にある


音楽への想いだけが支えで、


その唯一は変わる事は無いと


思っていた。
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