ValentinE
□1Day
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DIOとの戦いが終わり
瀕死の状態だった花京院は
なんとか、病院で
一命を取り留めたが
アヴドゥルさんや、イギーは
戻ってくることはなかった・・・
どんなに時間が過ぎようが
そのことが頭から離れることはなかった
『あれから、もう1ヶ月も経つのか・・・』
私は、机の上に飾ってある
写真を眺めた
そこには、全員がいる
あのころに戻りたいな・・・なんて
思っていると
何度目かわからないため息が出た
「いつまで引きずってやがる」
『!承太郎か・・・』
障子の方を振り向くと
そこには、仁王立ちをしてる
承太郎の姿があった
『もう、勝手に入らないでよ』
「ここは俺ン家だぜ」
『・・・ちぇ』
少しドヤっとした顔で
勝ち誇った顔をする承太郎が気に食わない
まぁ、居候の身になってる
私に言えたことじゃないか・・・