ValentinE
□5Day
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足を止めて、ずっと
茶室を見てる私に気がついたのか
承太郎は、グイッと
私の腕を引っ張った
パッと承太郎のほうを見る
すると、目の前には
整った顔が目に写った
承太郎は、少し鼻で笑い
私の腕を離した
「置いていくぜ」
『あ、待ってよ』
でも、ジョセフさんがいるなら
花京院も呼べばよかったのに・・・
なんてことを承太郎に言いたかったが
言える雰囲気じゃないので
心の中で止めといた
玄関を開けると
承太郎ぐらいの大きさの靴があった
そして、その靴の主が出てきた
「おぉ、チュミミーンも
おっきくなっなぁ」
『1ヶ月しか経ってないですよ・・・』
「そうだっかのぉ」
「そんなことよりパパ
チュミミーンちゃんに渡すものあるんでしょ?」
「あぁ、そうだった」
ジョセフさんは、高級そうな
小包を渡した