カランコエ
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「・・・さん!」
「ッ・・・」
強く体を揺すぶられ
目を開ける
「承太郎さん!今、救急車来ますから!」
「じょう・・・すけか」
俺は体を起こそうとした時
激しい頭痛に襲われた
「ダメっスよ!まだ動いちゃ!」
「あいつは・・・」
俺は長い夢でも見てたのか?
現実から逃げてたのは俺だったのか?
いや、でも
たしかに、感触が残っている
俺は救急車に運ばれ
医者には栄養失調だ と言われ
ある程度、栄養が摂れるまで
入院となった
あとから、聞いた話し
仗助は、音信不通になった俺を心配して
部屋の中で倒れている俺を発見した
そして、スタンドのことは全て
仗助に任せ
なにかあったら、俺の元へ来るように
言い聞かせた