奇妙な冒険

□永遠の愛
1ページ/2ページ

俺には妻も居るし娘も居る

そういえば、昨日結婚記念だったな
妻は、俺に愛想をついたのか
連絡すら寄越さなくなってきた


だが、俺は今
愛してやまない女がいる

つくづく、最低な野郎だとか思うが
こればかりは、諦められねぇ

杜王町にきて、仗助のツテでメメタァと知り合い

そして、俺はメメタァに恋をするのには
時間がかからなかった


「メメタァ・・・」


メメタァと会う時間は
夕方ごろだ

それまでの時間が待ちきれねぇ

メメタァを初めて抱いたことを
思い出しながら
自分のモノを触る


メメタァの可愛いらしく
ときには、いやらしい声
そして、真っ直ぐ物事をみる目
雪のように白い肌・・・全て、すべてが愛おしい


いっそのこと、オレのものにしちまえばいいんだ


そうだ、そうすればよかったんだ
仗助のやつには悪ィが
お前のメメタァを見る目が
無性に腹立たしい


でも、これで終いだ
こうしちゃいられねぇ
メメタァに必要な物を集めなきゃな

そして、集めてるうちにいつもの時間になった


「これで、メメタァは俺の物だ」

クックっと笑いを抑えるのが辛ぇぐらいだ
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ