小さな蕾

□11輪
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カチカチカチカチカチ・・・


「お前、なぁにやってんだァ?」
「壊れるぞ」
「名無しさん!まさか!」
『甘いね、みんな』
「全力パワーでダッシュする気か!?」
「ダッシュってなんだ?」


スタート


「名無しさん、ずるいぞッ!」
「やれやれだぜ」
「くそッ」

1番目は私になった
2番目に花京院、その次に承太郎だ


「ブロックだと!?」
「お前ら、早すぎだろ」
「・・・」
『私は世界一チィィィィ!!』


ドヤ顔をしながらコントローラに集中する
すると、典明の車がスピンし始めた


「ズリィーぞ!スタンド出すとか!」
『そうだよ!典明』
「ルールなんて決めてないのが悪いんだ」
『チッ』

典明のスタンドは、コントローラをもち
グルグルといじる

私の車は吹っ飛ばされた


1番が典明に、承太郎に私になった
ポルナレフは言うまでもなく
距離の遠く離れたとこにいる


『承太郎にも抜かされたァァ!』

承太郎は、横目でざまぁみろっというような
目で私をみる
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