俺プリシリーズ 短編集
□すきだから、しょうがない。
1ページ/4ページ
「んじゃ、行ってくるわ。明日の朝まで帰って来ぇへんから、好きに過ごしてや。」
悟史が寮の部屋から出ていこうとし、俺に声をかける。
本来部屋の移動は許されていないのだが、寮長の悟史の許可があればなんでもできる。
もちろん、今日も……
「あぁ、わかった。」
手元にある生徒会の資料を眺めながら適当に答える。
そして、悟史が出ていってすぐ、部屋の扉が開かれる。
「……よぉ、環」
声に反応し、俺は顔を上げた。
→
次へ
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ