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□染めたい染まりたい
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小松に言われた通り、目を冷やし目元をカバーするように、化粧を治した
鴻鳥とは、何時ものように手を繋ぎ鴻鳥の部屋へと帰宅する
『桜弥、小松さんから聞いた』
ピタリと足が止まる
どうしよう...別れ話だったらどうしよう
また、心の中で不安が広がる
『桜弥、ちゃんと聞いて?僕は、本当に君の事が大切なんだ...大切過ぎて自分の欲や思いだけで、負担を掛けなくなかったんだ...それと、廊下で話していた女性は製薬会社の人だ』
『私、鴻鳥先生にならいいよ?負担なんて無い...先生?私、嫉妬したの...私っ...』
続きを口にする前にいつもより激しくキスをする
うっすら唇を開くと、ヌルリと舌が入り込んでくる
初めてのキスに足に力が入らなくなる
『桜弥、僕は君だけを求めてる...今日は耐えられそうにないから、早く家に帰ろう?』
何時もの優しい笑顔に顔を真っ赤にしたまま頷いた
部屋に入ると直ぐに寝室へと入り、鴻鳥は桜弥をベットへと押し倒し続きだと言わんばかりに、キスをする
桜弥は初めての事で身体を強張らす
『桜弥大丈夫?』
『先生...私は大丈夫です...だから、だから...』
重いかもしれないけど、私の初めてを先生に
だんだん小声になるが、ハッキリと聞こえたその言葉に身体の中心が熱く疼くのを感じた
スルリと服を脱がせると露になる桜弥の身体は白く、思わず首筋から手を滑らせる
ビクンと反応する桜弥の身体は素直だと思った
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