mainA(成り代わ)

□何アイツ変なの
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怒る所なのに、何故か
彼女を見ると怒るに怒れない
そんな人がいる。

何かを言いたいが言えない。
とふるふるしながら耐えてる
確か彼は…【愛川誠】くんだっけ

ずいぶん愛らしい名前だなぁ
こっちの方が女の子みたい、
名前変更したらいいのになぁ
























そんなこんなでいろいろあったけど
何故か皆で、格納庫のお掃除


あっははは…流石に笑えないよ
太陽ちゃん?


エース視点終







掃除をしていると
お団子可愛い女の子とお嬢様から
「もー!なんで
私達もしなきゃいけないの!?」
「巻き添えですわ」
『だ、だからごめんって…
それに掃除なら一人でするよ?』


アワアワしながら誤ってたら
つんつんとこれまた可愛らしい
お人形さんから
「アンタだけでやらしたら
アリス達が悪いじゃないのよ!
(ひとりにしては置けないし?///)」



アリスちゃんは
ツンデレ人形さんかな←
そんな事を言っていたら
えっと、愛川、誠くんから…


「そんなんじゃあこの先やっていけない!
ロボマスターにも向いてない!」


向いてないにカチンときたんだ
『ッ…やってみなくちゃ……
そんなのわかんないじゃん!』
「なっ…ぁ…と、ぇと……」


ムッと誠君の方を見ていたら
誠くんが赤くなりながら戸惑い始めた
「いゃ、あの…その……」
『…ッムー』


ブラシをキユっと持って
目で訴えていたら

木の箱に寄っかかっていた
金髪の男の子が近づいてきて

「愛川誠くん、いけないなぁ
こんな可愛らしい女の子泣かしちゃァ…
それに太陽ちゃんの言うことも一理あるし」
『え、ちゃん?』
「女の子ならちゃんでしょ?」



と、肩に手を置いて
そう言ってくる彼は
『確か………えと…』

金髪男の子はニコリと笑い
アタシの手をとってから
「エリアス炎です。エースとお呼びください」






何この人変なやつ。


当然鈍感な太陽には
さほど聞きませんでした。
エースはカグリとしてから
手を離し、誠の元に行き
手を肩に置いてから
コソコソと何かを話しています






((誠くんよ、泣かせたら責任とるんだよ?))
((え、そ、そうなのか…?))
((いまの太陽ちゃんは凄く傷ついてるし
何よりそうさせた君が悪い…だ、か、ら?))
((…ちゃ、ちゃんと))


「責任は取る!!」
『Σ(OωO ) ビックリした…』
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