恋を知った

□3人での捜査
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珈琲を飲みながらデスクを囲む三人がいた。

「それじゃ空瑠君すまないが」

『問題ないですよボス』

「まだ他の捜査員は来ていないんだから昔のように話してくれ」

「呼んでくれの間違いだろジェームズ」

『そう呼んでたのはあの当時だけだったものね。まだコーランドさんがいた時か』

今は長官となってしまった人物に空瑠は懐かしさを感じていた。

「そういえば空瑠君の他に保護した者たちは・・・?」

『米軍に行ったものと、CIAに行きましたよ』

「そうだったか」

「そういや空瑠はあの組織ん中でなんか特別だったのか?」

『No,1アタッカーって呼ばれてたけど』

朝早い時間に5年前から居たメンバーは集まり昔話をしながら事件についての資料を眺め空瑠は一枚の紙を眺めながら思考を巡らせた。

「どうかしたのか?空瑠」

『ジェームズ、この事件明朝に起きたんですよね?』

「そう、報告は来ているが?」

『この捜査レイネスと赤井捜査官に任せてもいい?』

「?空瑠はどうするんだ?」

『調べたいことがあるの』

「了解」

空瑠の調べたいことがあるは何か引っ掛かるものがあったとき。

その事を知っているレイネスは詳しく聞かずに空瑠から紙を貰い事件の詳細を頭に入れた。

『先に行くわ』

空瑠はそのままフロアを出て捜査に向かった。
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