3万hit記念リクエスト小説

□囚われた恋人
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注意事項

この話は恋を知ったの夢主です。

既に赤井さんと恋人同士になっています。


夢主が暴行に合う場面が描写されています。

苦手な方はバックでお願いします。



大丈夫な方はそのままスクロールして読み進めて下さい。

読んだ後の苦情は認めません。























いつものように事件を解決させその報告書を書いている時恋人と言う関係になった空瑠と赤井は二人ペアを組んで捜査する事が増えたのだが・・・

「珍しいな秀一しかデスクにいないなんて」

捜査から戻ってきたレイネスがからかうように赤井に言えば

「報告書を作成中に空瑠の携帯に電話が掛かって来たかと思えばそのまま出て行ったきり戻ってきてないな」

パソコンから視線を上げた赤井は隣の席を見るとそう呟いた。

「まさか、空瑠浮気か?」

ニヤリと笑ったレイネスに対して赤井の眉間に皺が寄ったのは言うまでもない。

『どうしたものかな』

どうやら電話を終えた空瑠が戻ってきたらしくその手には何かの書類が握られ悩むように顎に手を当てながら戻ってきた。

「空瑠、とうとう浮気か?」

ニヤリと笑いながらレイネスが聞けば

『はっ?』

空瑠は漸く書類から顔を上げ素の声を出した。

「報告書をそっちのけで電話に出るくらいの相手だったんだろ?」

『間違ってないけど、なんでそれで浮気になるのよ』

空瑠はジト目でレイネスを睨むと書類をデスクに放った。

「は?偽BR(ブラックローズ)?」

レイネスは空瑠の放った書類を見ながら首を傾げた。

『まだ断定は出来ないけど信頼の置ける彼からの情報だから間違いはないと思うわ』

‘ピクリ’

空瑠の口から信頼の置けるという言葉に赤井は反応した。

「BRの可能性はないのか?」

『無いわ』

レイネスの言葉に空瑠は断定すると言い切った。

「?なぜ言い切れるんだ」

赤井も書類を見ながら空瑠に尋ねた。

『その書類を送ってきたと、言うか電話してきたのは元、メンバーで今は情報屋をやっている人物からだもの』

「信用していいんだよな?」

レイネスは目を細めて真剣な表情になり空瑠に尋ねた。

『だから、信頼の置けるって言ったでしょ?彼とはギブアンドテイクの関係だけど情報に関して嘘はないわ』

「随分信用してるんだな」

赤井の眉間に皺が寄りやや部屋の気温と共に声のトーンが下がったことは言うまでもない。

「空瑠〜そろそろ秀一のこと見てやれ〜」

小声でレイネスは空瑠に言った。

『はっ?』

本日二度目の素の反応をした空瑠は訳がわからないと首を傾げた。

「秀一、空瑠に嫉妬って物を教えておいた方が良いぞ」

「あぁ、俺もそれは同感だ」

レイネスと赤井の言葉に困惑する空瑠を見て二人は同時に溜息を吐いたのだった。

「とにかく、話を戻して、この事件がBRの仕業じゃないって断言できる根拠は何なんだ?空瑠」

レイネスが尋ねれば

『言ってしまうと何だけど・・私たちBRから見ればこれが私たちの仕業じゃないって直ぐに分かるのよ。だって、甘いもの』

「甘い?」

肩を竦めながら言う空瑠に赤井は首を傾げた。

『BRの仕業って言われる所以知ってる?』

空瑠は苦笑しながら聞けば
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