ポケットモンスター

□おつきみやまに行くにはロケット団と言う試練⁉︎
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すると、森の中からピッピ達が現れてきた


貴「ピッピだ」


満月が真上に登った時には湖を囲むようにピッピ達が集まって来て奥から一匹のピクシーが現れてピクシーの鳴き声が合図で踊りを始めた
踊りをしてピッピの背中の翼辺りに光が集まって来てキラキラと輝き始めた


貴「うわぁ」


ジ「ビューティフル」


ル「絶景だな」


草「綺麗だな!」


槇「ほう、これは何度でも見に来たくなるな」


雷「結構綺麗じゃん」


雷「風景と良い感じになってる」


疾「空中を舞うそんな感じにだな」


奏「全くだな」


火「……まだ、ピッピが出て来るぞ」


ク「人間が居ないから尚更良い気分だね」


凛「清々しい程嫌味な顔で見るのやめてあげなよ。ピッピ達がビビるよ」


すると、踊りの終盤に差し掛かった時にピクシーが森の奥に行きある一つのタマゴを抱き抱えて来た


貴「タマゴ?」


踊りが終わったと同時にピッピは背中の翼を上下に動かして空中に浮かび周り始めた


疾「おい、空中を飛んでるぞ」


ク「そりゃ飛ぶよ。ジョーイさんは一度も見た事が無いのはそれなりに月の光が必要なだけ、まぁ一番の有効はオウカだろうね」


凛「オウカはポケモンの底力を引き出す能力っていうのかな?そういう力がピッピ達に伝わったのかもね」


貴「なにそのチート的な感じは初めて知ったんだけど」


奏「それ思った」


するとピクシーがオウカの所に近付いて来て抱き抱えているタマゴをオウカに手渡した


貴「え、あの、このタマゴ」


ピ『その子を貴方に育てて欲しいのです。この山の中で過ごすより外の世界を見せて上げて下さい』


貴「でも、何で私に」


ピ『人間達には悪い人ばかりでは無い良い人も居るのだとその子に教えて上げたいのです。どうかその子に世界を教えて上げて下さい。貴方だけにしか出来ない事なのです』


貴「私で良ければ良いけれど」


するとタマゴがビクビクと動きビシビシとヒビが入って中からピィが産まれた


貴「………」


ピィはピクシーとオウカの顔を交互に見ていた


ピ『ピィ?』


ピ『ピィ。その人は貴方の母親よ」


貴「えぇ〜。(でも、育てるから結局はそうなるのか?)」


ピ『ピィ!ピィ‼︎』


ピィは産まれたばかりでポケモンの鳴き声でしか鳴く事が出来ない様子だった
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