ポケットモンスター

□おつきみやまの出口へ
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輝夜が仲間になった翌日には育てる為には何がいいか姉のミユキに聞いてみようとポケットソフナー略してポケソフを使って電話をした


?「どちら様で?」


電話に出たのは忙しく動いているミユキのパートナーのムクバートだった


貴「ムクバート?」


ム「ん?…その声はオウカか。どうかしたのか」


貴「お姉ちゃんに用があって電話したんだけど…。まず、起きてる?」


ム「いや、夜遅くまで小説を書いていたからな。全く、本業の育て屋を放置しやがって…」


ムクバートはうんざりした様子で悪態をついていた


ム「それで、ミユキに何か用か?」


貴「生まれたばかりのポケモンはどうやって育てればいいか聞こうと思って…」


ムクバートは驚いた顔をしてオウカに聞いた


ム「お前、いつの間にタマゴを育ててたんだよ…!」


貴「いや、野性のピクシーが持っていたタマゴから生まれたばかりのピィを育てて欲しいって、言われて…」


ム「成る程な。まぁ、話はだいだい察した」


貴「お姉ちゃんのパートナーが感の鋭いポケモンで良かったと思うよ」


オウカはしみじみと感心したように呟く


ム「まぁ、此処まで世話するポケモンもなかなか居ないと思うけどな。寝坊しているミユキを呼んで来てやるよ」


貴「ありがとう、ムクホーク」


ム「別にたいしたことねぇよ」


ムクホークはミユキを起こしに向かい暫くしてドタバタと大きな音が聞こえた後にミユキが腰に手を当ててやって来た


ミ「うぅ。腰が痛い…。」


起きたばかりなのか、髪の毛が所々に跳ねていたり寝癖がついていた


貴「…何やっているの」


ミ「いや、ムクホークに毛布を引っ張られて転げ落ちた」


貴「……うわぁ…」


ム「お前が普通に起こして起きるとは思えないからな」


ミユキの後ろでムクホークはご飯の準備をしている様子だった


ミ「それで、電話の用件は?」


貴「タマゴから生まれたばかりのポケモンの育成に必要な物を聞きに電話したんだけれど…」


そう言うとミユキは納得したように頷いた


ミ「あぁ。それなら、生まれたばかりのポケモンに必要な物は栄養のバランスに適度な運動に体温調節に身体のケアよ。
特に生まれたばかりだから免疫力がまだついていないから風呂上りとかは気をつけること!後は早寝早起きとかくらいかな?基本を正しておければ後はオッケーよ」


貴「分かった」


ミユキに聞いた後に電話を切り輝夜の育成に奮闘した
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