ポケットモンスター

□初めて貰うポケモンは!そしてトキワシティに向けて歩き出す
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朝早くまだ日が差してなく辺りが明るくなった時間に訪問者がやって来た

コンコンッと窓を叩く音が聞こえた


貴「スピー(★´-ω-)。゚」


ク(こんな朝早くに誰だ?)


ヒ『………』


いち早く気が付いたのはヒトカゲとクーディアだった


ガラガラ


ス『みなはん、おはよさん‼︎』


朝、早くに訪れて来たのは昨日ロケット団の機械で操られていたスピアーだった


ヒ『お前は……』


ク(昨日のスピアーか……)


キ『何なのよ』


スピアーの騒ぎ声でキャタピー達が起きた


コ『ふぁー』


ビ『人がせっかく気持ちよく寝てたのに邪魔しないでくれない』


ポ『何の騒ぎだ』


オ『寝みぃ』


フ『どうしたの?』


ゼ『なになに?何の話してるんだ!』


ス『嬢ちゃん寝てるんかいな』


皆の視線の先には毛布に包まったオウカの姿


ク「オウカは低血圧で朝が苦手何だよ」


ス『ありゃりゃ、どなんしようか』


もう二匹のスピアーがやって来た


ス『別に挨拶に来ただけだろ』


コ『挨拶ってお前ら⁉︎まさか‼︎』


ス『これからも世話になる』


キ『ここにいるのね』


ス『えぇ』


ビ『それじゃあこれからも』


ス『よろしゅうな』


ポ『まぁ、良かったんじゃね』


オ『そうそう!』


フ『僕はいつトレーナーのポケモンになるか、分からないけどやっぱり皆で過ごした思い出は無くならないと思う‼︎』


ゼ『誰かが欠けるよりも皆でいた方が楽しいと思う方が良いんじゃね』


ス『せやね』


貴「うるさい。何の騒ぎ」


オウカは目が覚めたのか上半身だけ起き上がった


ス『起こしてしまったか』


オウカはスピアーをボケェーとしばらくの間見ていたが、頭が覚醒したのか目を開けた


貴「昨日のスピアー達?」


ス『えぇ。昨日は迷惑をかけてしまったわね』


貴「アレくらいで迷惑になるならこれから先はやっていけないって」


ス『この世界を救うんだったな』


貴「うん。昨日の今日までの現状を把握出来たから、これからだよ」


ク「確かにね。昨日の乗って来た船だってロケット団現れたからね」


貴「うん。ポケモンを利用する人間は誰であろうと許さないし、ポケモンと人間の幸せの道を切り開いてみせる!」


ポケモン達は思った
こんなまだ、未成年の少女がどうしてそこまでしてポケモン達の為に動くのか。そして、もし人間とポケモンが昔みたいに共存して幸せな世界を作れるのならば見てみたいと


コ『へへ!もし、そんな世界が来るのならば見てみたいぜ‼︎』


キ『そうね、昔から聞かされていた話のような世界が現実になるなら体験したい物ね』


ビ『人間とポケモンが幸せに暮らせる未来を感じてみたい』


ポ『今まで沢山の人間を見て来たが、お前の様な人間は見たことが無い。もしかしたら、そんな世界も作れるのかもしれないな』


オ『やっぱりよ。世界を周るのは大変だと思うぜ。でもな、あんたならそれも平気で乗り越えられそうな気がするんだ』


フ『ぼ、僕は!やっぱり、悪い人達だけじゃなく、お姉ちゃんみたいな良い人もいると思う!だから、これから先、みんなが幸せに笑顔で過ごせる様な世界を作りたい‼︎』


ゼ『俺には世界を作るとか、そういう難しい話は苦手だけど、皆が楽しく過ごせる様な毎日が送れるような日常を作りたい‼︎』


ヒ『ポケモンと人間が共存して過ごせる世界を一人でやるのは難しい。だが、皆が集まって努力すればその世界もお前なら変えられる気がするんだ。自然とついて行きたくなる、そんな気持ちに変えられる』


ク「オウカならきっと出来るよ。なんてたって、この僕が認めた初めての人間だからね☆」


貴「うん!」


この時、この場にいる者全員は同じ意志を持ちそれぞれの想いを胸に道を切り開いて行く
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