ポケットモンスター

□初めて貰うポケモンは!そしてトキワシティに向けて歩き出す
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凛火はクーディアに御愁傷様でとりあえずモンスターボールの中に入れて荷物を持ってオオキド博士のいる部屋に向かった→凛『もう一度言うけど、死んで無いからね‼︎』ク『シツコイよ』


ガチャ


貴「すみませんオオキド博士遅れてしまいました」


オオキド「いやいや、大丈夫じゃよ。それにしても随分と懐かれたの」


オオキド博士が言った通りピカチュウに変身したミュウとゼニガメ、フシギダネ、ヒトカゲがオウカの足元にいた


貴「(私がポケモンの言葉が分かる巫女の子孫なんて事言えませんから……)あははσ(^_^;)」


ゼ『なぁ!誰を選ぶんだ!』


フ『ゼニガメ君お姉ちゃんをあんまり急かさないであげて』


ヒ『…………』


オ「昨日紹介したから省くがオウカちゃんはどのポケモンを選ぶのじゃ」


私は三匹のポケモンを見比べて


貴「私は………」


そのポケモンを抱き上げた


貴「このヒトカゲにします!」


ヒ『ッ⁉︎』


オ「おお!そうか!ほのおタイプのヒトカゲにするのか‼︎」


貴「はい!」


ゼニガメとフシギダネは悲しそうな残念そうな顔をした


ゼ『くそっ!一緒に行きたかった』


フ『仕方無いよ。お姉ちゃんはヒトカゲ君を選んだから応援しなきゃ!』


貴「ごめんね。ゼニガメ、フシギダネ。きっといいトレーナーに巡り会えるよ」


ゼ『おう‼︎』


フ『うん‼︎』

ゼニガメたフシギダネは涙ぐみながらも元気良く頷いた


オ「名前とかは決めておるのかの?」


貴「はい!このヒトカゲの名前は火焔 (ヒエン)


火『……火焔』


貴「気に入らなかったら別の名前にするけども?」


火『いや、………このままでいい』


火焔は気に入ったようで少し微笑に笑っていた


オ「そうかそうか!少し待ってていなさい」


オオキドと研究員の人は奥に置いてある机の上に置いてある赤い箱の様な機械とツートーンの機械とモンスターボール6つの入ったトレーを持って来た


オ「これを持って行きなさい」


オオキド博士は赤い機械をオウカに手渡した


貴「オオキド博士これは」


オ「これはポケモン図鑑じゃよ。見つけたポケモンから捕まえたポケモンまで詳細なデータを調べる事が出来る優れ物じゃよ」


貴「そんな物貰っていいんですか⁉︎」


オ「いいんじゃよ。何よりオウカちゃんはここにいるポケモンが皆懐いておる。オウカちゃんならばポケモン図鑑も完成させたら是非、見せておくれ」


貴「はい!」


「オウカさんこれもどうぞ」


研究員から渡されたのはピンクと白色のツートーンの機械


貴「これは?」


「それはポケモンギア略してポケギアです。そのポケギア一つあればマップやラジオや通信機能などの機能がある優れた機器なのです」


貴「ありがとうございます」


「オオキド博士の番号と研究所の番号を登録してあります。何かあればどちらかに連絡して下さい。それとモンスターボールもどうぞ」


私はヒトカゲのモンスターボールと5つのモンスターボールを受け取った

そして研究所の外までオオキド博士とポケモン達が見送りに来てくれた


オ「うむ。コレでオウカちゃんも立派な新人トレーナーじゃの」


貴「はい、ありがとうございますオオキド博士、研究所の皆さん」


「元気で怪我が無いように頑張って下さい」


「また遊びに来て下さいね」


貴「はい!」


火焔もゼニガメ、フシギダネと別れの挨拶をしていた


ゼ『次会った時はポケモンバトルしようぜ‼︎』


火『………フッ』


フ『元気でね!』


火焔『あぁ』


ポ『もう行くのか』


ク『いつまでも此処に留まる訳にも行かないからね』


キ『そう、静かになるわね』


ビ『それはどうかしらね』


キ『どういう意味?』


ビ『アレよ』


キ『あぁ』


ビードルが顔を向けた所にコラッタがいた


コラッタ『必ずまた来いよ‼︎出ないと必殺前歯で噛み付くからな‼︎』


コラッタはオウカに大声で叫んでいる


オ「随分と懐かれたの」


貴「はい。そこまで必死に鳴かなくても遊びに来るからね


オウカは途中コラッタにしか聞こえないように言った


オ『約束だからな‼︎』


オウカはコラッタに頷いて火焔のいる方を見た


貴「火焔、そろそろ行くよ」


火『あぁ。それじゃな』


ク『僕はひっそりと隠れておきますか』


クーディアはバレないようにひっそりと隠れた


貴方「それじゃ、お世話になりました」


オ「おぉ、またのオウカちゃん」

「お元気で」



貴「はい!ありがとうございました」


オオキド博士達は私達が見えなくなるまで手を振ってくれた
新たな冒険の始まりの期待を胸に抱き出会いがあれば別れもある。少女の冒険はまだ始まったばかり。次の街トキワシティに向けて歩き出す


END
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