青の祓魔師
□祟り寺の子
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祓魔塾の授業中に居眠りをして先生が声を掛けていた
「…村くん、奥村くん」
燐「スキヤキ⁉︎」
杜(ビクッ
大声で上げて飛び起きて隣に座っていた杜山に驚いた
「………起きなさい」
燐「…ス、スンマセン」
勝「なんや。アイツ…何しに来てん」
勝呂は燐に対して黒いオーラ全開に睨み付けていた
勝「帰れや!」
燐は勝呂の様子を見ていた
燐「フフフ……」
前の方を見て何を考えたのか笑いながら居眠りした
「奥村くーん!しっかり!」
勝「………チッ」
貴(奥村燐って本当にサタンの落胤何だよね)
悪魔学の授業
「"腐の王"アスタロスの眷属で最下級の悪魔の名前は?奥村!」
燐「えっ、あ──…え── …と見たことないもので その」
「魍魎だ!そこらに浮いてるだろ!」
貴(一般常識。っていうか簡単過ぎて眠いし、サボりたい)
グリモア学の授業
「グリモアとは十五世紀から十八世紀にかけ生み出された。…………で」
燐(コクンコクン
燐は寝落ち掛けているのか頭を上下にコクンと動かしていた
「悪魔召喚や使役などの魔術に関する文書を著す…………教えるものは「ソロモンの鍵」と「ラジエルの書」……」
貴(コレ監視いる?)
奥村燐に対して監視がいるのか不思議に思うのであった
悪魔薬学の授業
雪「それではこの間の小テストを返します。志摩くん」
志「ほぉい」
杜山しえみは自慢気に燐に行っていた
杜「私、自信あるよ!得意分野だもん」
雪「神木さん」
神「はい」
雪「杜山さん」
杜「は、はいっ」
雪「植物にオリジナルの名前をつけるのはいいですが、テストでは正確な名前を覚えて書いてくださいね。それがなければ多分満点だったかも」
杜「‼︎!」
杜山さんはガックリとした様子で席に戻った
杜「……(ショボーン)」
燐「ぶっはは⁉︎得意分野やのにな!」
雪「奥村くん」
雪男は静かながらもハッキリした声が教室に響いた
雪「胃が痛いよ……どうする気なのそれ…」
燐「……スンマセン」
燐は杜山さんよりもガックリとしていた
貴(………メフィストから聞いていたが成績悪過ぎ…なのでは?)
雪「勝呂くん」
勝「はい!」
勝呂くんと燐がすれ違う
勝「2点とか狙ってもようとれんわ。女とチャラチャラしとるからや。ムナクソ悪い…!」
燐「は⁉︎」
燐は怒りを込めて勝呂を睨んでいた
雪「よく頑張りましたね勝呂くん」
勝呂くんは燐に98点と書かれていたテストを見せ付けていた