青の祓魔師
□おもひで
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桜花達が燐の青い炎を消した後に部屋に戻って来たら天井から出て来たメフィストが燐を踏み付けていた所だった
メ「おや失敬☆」
それを見て桜花は思わず呟いた
貴「絶対ワザとでしょ」
狐仔と狐絽の幻術で桜花達の姿はまだ見えていないし声も聞こえていない
狐絽『主と狐仔よ。遅いぞ』
狐仔『ごめん。少しだけ手間取ってさ』
貴「狐仔と狐絽も御苦労様。幻術を解いてまた見張りよろしく」
狐絽『御衣』
狐仔『りょーかい‼︎』
狐絽と狐仔は幻術を解いて桜花は何事も無かったかのようにした
メフィストが合図をしてタンスや床下や天井から先生方が出て来た所だった
メ「医工騎士の先生方は生徒の手当てを」
燐は辺りをキョロキョロとして見ていた
燐「え? ???」
勝「……まさか……」
そして、勝呂と神木はハッとして気がつく
メ「そう!なんと!この強化合宿は候補生認定試験を兼ねたのもだったのです‼︎」
メフィストの周りにはサプライズと言った風にキラキラとしていた
燐「はがっ⁉︎」
燐は驚いてメフィストの事を凝視する
貴(やらされる方が面倒くさいよね。だって、その部屋に隠れていないと行けないんだからさ)
桜花は部屋の中を見て床下と天井やタンスに隠れていた先生に同情しか無かった
メ「合宿中はそこかしこに先生方を審査員として配置し皆さんを細かく審査していました」
貴(普段からの授業態度もそうだけど最も大切な事は祓魔師として向いてるかどうか何だよね。重要な所は)
燐は雪男の方をチラリと見て雪男は苦笑いしか無かった
メ「これから先生方の報告書を読んで私が合否を最終決します。明日の発表を楽しみにしていてくださいネ(*・∀-)☆」
燐は怒りを現して叫んだ
燐「くっそおー‼︎‼︎」
桜花も先生方に手当てされながら燐の方を見て思ったのだった
貴(やっぱり、凄く腹立つよね。私の時も候補生認定試験も強化合宿だったし)
その後、生徒全員は医務室の方で屍の体液を浴びたので点滴でダメージを受けた身体の治療に当たっていた