ポケットモンスター

□おつきみやまに行くにはロケット団と言う試練⁉︎
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「旅の途中にウチの息子が呼び止めてすみませんでした」


男の子のお母さんがお詫びにとオボンのみを5個くれた
受け取れないと言ったが近くにきのみを作る農場をして居るから余りは沢山あるという理由で受け取った
私はその男の子に助言を言った


貴「ねぇ、この街を盛り上げたいなら自分だけじゃなくて街の皆が盛り上がるような事をしよう」


「盛り上がる事って?」


貴「君が無理矢理に旅の人を呼び止めてそれに街の人が喜ぶと思う?」


「……誰も喜ばない」


貴「なら、盛り上がるような祭りをするのはどうかな?ニビシティは科学博物館や岩の街だから、それを題材にした物とかさ」


「……う、うん!僕頑張ってやってみるよ‼︎」


男の子はスッカリ元気になり早速その案になる様な物を考えていた


「ありがとうございます!」


貴「私もこの街の静けさには少し盛り上がって欲しいですから、それにお母さんも一緒に考えて親孝行とは言えないですけど親睦を深めるのも良いかなと」


「私も息子と一緒に考えたいと思います!旦那と息子と一緒この街を盛り上がるような事を」


「ありがとう!お姉ちゃん」


貴「御礼を言うのはこの街を盛り上げた時にまた来るね」


私は男の子とそのお母さんと別れた
そして、私がカントーリーグ終えた時にニビシティに今までにない活気に溢れていると言う話で盛り上がった


ル『まさか、助言するとはな』


貴「あれくらいしないとあの男の子はずっと呼び止めを続けられてもあのお母さんや旅の人に迷惑になると思ったから」


草『そうだよね。もし、ガラの悪い人だったら危ないもんね』


ジ『ならばこの私が!』


ル『お前の場合はウザがられるだけだ』


ジ『わ、我が友よ。私の胸にデンジャラスにグサリ来るよ』


ル『事実だろ』


草『デンジャラスって?』


草覇は聞き慣れない言葉に首を傾げた


貴「危険、物騒って意味だよ」


草『それじゃ!ジェイドの胸は危ないの?死なない?居なくならない』


貴「メンタル的な意味だから大丈夫だよ。すぐに治るから」


草『良かったー‼︎』


前のトレーナーから虐待を受けていて世間から遠ざかっていたからか草覇は知らない事が沢山あってそれを知るたびに嬉しそうな顔をするのだ
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