青の祓魔師
□友千鳥
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神「"稲荷神に恐み恐み白す""為す所の願いとして成就せずということなし‼︎"」
神木が唱えた後に狐の白狐が召喚された
貴(アレは…)
燐「うおお‼︎何だアレスゲー」
ネ「白狐を二体も…見事だ神木出雲」
貴(まぁ、神木家だしこれくらいはやらないと巫女はやって来れないわよね)
朴「すごい…出雲ちゃん……私全然ダメだ…」
神「当然よ!あたしは巫女の血統なんだもの!」
神木は自慢気に言っていた
志・勝「「あかん。センスないわ」」
三「僕も」
私は魔法円を4枚くらい手に持って血を垂らし適当な言葉を唱えた
貴「"我汝""我の言葉に答え""主人と為すもの断りを表せ‼︎"」
大型犬の様な大きさの狼が4体も現れた
貴「……出て来ちゃった」
4体の召喚により辺りは静まり返っていた
ネ「…これは…日本の何処かに祀られていると言われている絶滅した日本狼の狼神を4体も召喚とは……流石だな藍宮桜」
貴(流石だな?何かの確信を得て言ってる?まさか、私の正体バレてる?ネガウス先生とは手騎士として基礎やら色々と教えて貰った先生だけど……まさか、ね)
狼神は何も言わずに私の側にいた
貴(これでも初めて召喚したんだけども…私の側にいるって事は主人と思ってるって事でいいよね)
燐「スゲーな‼︎藍宮」
貴「あ、ありがとう(監視ターゲットに言われるって、何だろコレ)」
しえみさんは私と神木さんの方を見て輝かせていた
し「うわああ!わ…私も!」
しえみは魔法円を持って唱えた
し「おいでおいで〜〜なんちゃって……」
すると魔法円が反応した
し「??」
《ニー》
ネ「それは緑男の幼生だな。素晴らしいぞ杜山しえみ」
神「‼︎」
貴(緑男は温厚な性格で基本的には手を出さなければ人懐こい悪魔だから害は無いし杜山しえみらしい悪魔とでも言えるだろうな)
し「…………⁉︎」
《ニー!》
し「こ…こんにち」
緑男はしえみの髪に飛んで来た
し「あ」
緑男はしえみの頬にスリスリしていた
し「うわああ。えへへ…!」
しえみはハッとした顔をして顔を此方に向けた
し「ねぇ、神木さん、藍宮さん…」
神「⁉︎」
貴「?」
しえみさんは何を思ったのか神木さんと私に話し掛けて来た