1000人突破記念!
□クロ(サーヴァンプ)×マリーゴールド
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「あー…めんどくせぇ…」
今日は日曜日。
以前から気になっていたカフェに行こうと、彼氏であるクロを誘った私。
猫の姿の彼を肩に乗せ、そのカフェに向かったのだが…
「こんなに混んでるなんて思わなかったんだから、仕方ないじゃん…」
昼時である12時近くには、既に長蛇の列。
並んだはいいが、列が進む気配が一向にない。
「やっぱり家でごろごろしてた方が良かったと思うけど…?」
「少しは外に出て。」
家で2人っていうのもいいかもしれないけど、たまには外でデートしたいっていうのが本音。
「か弱い俺を長時間日光に晒すなんて…動物虐待だ…にゃー。」
長時間並んでいたイライラが募っていたせいで…
「そうですか。じゃあもういい!」
ぬいぐるみに話しかけてる…なんていう周囲の声なんてどうでもいい。
クロの首根っこを掴み、真昼の家に向かう。
「落ち着けって。んで、俺を離せって。」
ジタバタするクロを無視し続け、城田家に到着。