独り言


◆【学校の中に潜む殺人鬼にとって校内で広がる自己責任論は如何に見えるものなのか?】(※追記の使用アリ) [追記]

満「それと、僕は他人だけに向ける自己責任論が好きな癖に自分は他人に助けられる事を求めるという馬鹿げた奴等に一切の情けを掛けない。……だって、自己責任論者が自己責任論に苦しむなんて『最も自己責任』でしょ? 存分に苦しめって話だよ。」
未彩「それは、まぁ……そうですね、概ね同意します。」

満「……とはいえ、そういう自己責任論者に限って『意外と人脈がある』事が多いから、僕が見捨てても他のお人好しが助けに行く所為で大して苦しんでくれないのは正直悔しいんだけどね!!(※苛立たしげな声)」
未彩「えっ?」
満「というか極論、自己責任論っていうのは『独りで堕ちた事が無い』奴等の戯言に過ぎないんだよ!! どれだけ偉そうな事を言っていても所詮は底辺の景色を知らない上位層!! 自己責任論を騒いでいる割に周囲からヨチヨチしてもらえる事が確実という矛盾した温室育ち共の妄言!! 所詮はカースト上位の腐った寝言!! 故に、奴等はもしも独りで堕ちる事があれば一気に無力と化す雑魚でしかない!!(※熱弁)」
未彩「あ、あの、藤咲先生……?(※困惑)」
満「だからね、未彩ちゃん……よくあるフィクションでは1+1は無限大とか言って集団の力を誇示するけど、現実で最後に残るのは結局『個人の力』だけなんだよ? それに、現実の人間共の1+1なんて実際は単独での1にすら劣る0.5程度なんだし、0.5を無限大と勘違いする馬鹿げた複数は単数故の1という個人の全力を以って叩き潰せば良いだけなんだよ? この事、君なら分かるよね? ねぇ?(※目がヤバい)」
未彩「……ハイ、ワカリマス……(これは、藤咲先生には『最初から助けてもらえなかった経験』か『上手く助かれなかった事を自己責任扱いされた経験』の何方かがあり、その経験から他人の救援や集団の力には見切りをつけて個人の力の強化に固執しているという事であり、それ故の『忠告』なのだろうが……何故、俺を『忠告が必要な側』だと思ったのかは……あまり考えたくないな)。」
満「……フフッ、分かってくれて良かったよ。(……未彩ちゃんは気付いてなかったみたいだけど、さっきあっちで騒いでいた女子生徒達の片方は未彩ちゃんとまぁまぁの関わりがある真波ちゃんだったからね……いつか未彩ちゃんも同じ目に遭わされそうだし、その時にこの会話がちょっとした避難の余地みたいになれば良い、けど……そこは、その時にならないと分からない事かな。)」
未彩「ハハ……それはどうも……(※苦笑)」

満「ま、最終的には『目には目を歯には歯を』って話だよね。自己責任論には自己責任論を、的な感じで。」
未彩「……藤咲先生って、結構な過激思想ですよね?」
満「多勢に無勢の無勢側で生きていくならこのくらいの覚悟はしておかないと……でしょ?」
未彩「同意を求める様な雰囲気で言わないでください……。」


登場人物:
藤咲 満 (見方によっては究極の自己責任論者でもあるが、本人曰く「他人に助けを求めない僕なら筋は通る」との事。まぁ、殺人鬼だし多少はね?)
清上院 未彩 (この時点では比較的穏健派だが、大人に成る頃にどうなっているかは微妙である。……いつまで、真波の『後先考えない軽薄な発言』を信じるのやら?)
桜木 真波 (未彩は『親友』? いいえ、そんなのその場限りで空っぽな発言ですよ?ww)
女子生徒 (飽く迄もモブ。真波と言い争っていた理由は不明。)

あとがき:
勢いに任せて書いたらよく分からない話になった件……まぁ、久々だし許してくれ←

<謎会話> 2023/09/01(Fri) 18:13

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