夢物語
□必要の世界 (ポオ)
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atogaki
中学の頃、慣れないジャンルの部活に入部して、すっかり孤立してしまったことがありました。
どうにも溶け込めず、毎日一人でいた頃に大きな声で言われた一言を今でも覚えています。
「何で居るの?来なくていいのに。」
必要ないんだなあって。
溶け込もうとしなかったわたしが悪いんですけど、やっぱりそれはつらい言葉でした。
そこからは退部して良い友人に恵まれ、今まさに続けている物書きの世界に出会ったのですが。
きっと、どんな出来事も人生において必要な出来事であり、しかしながらどんな人にも他人の必要性を説く権利は無いのです。
書き終わってからなんとなく思い出したのでした。
お客様の中には学生さんも多いかと存じますので、心に置いてもらえると嬉しいです。
ちなみに乱歩さんは読まずに「つまんない」と言っているのではなく、ちゃんと三行くらいは読んでいるのだと思います(笑)
異能者ではなく、「ヒント」から組み立て推理をする、一般人ですからね★
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