そして坊やは眠りについた
息衝く灰の中の炎
ひとつ ふたつと
浮かぶ膨らみ愛しい横顔
大地に垂るる幾千の夢 夢

銀の瞳の揺らぐ夜に
生まれ落ちた輝くお前
幾億の年月が幾つ祈りを土へ還しても

私は祈り続ける
どうかこの子に愛を
繋いだ手にキスを…



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