▽short story

□most love+more love
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「アヤト〜、明日からお仕事だよ〜」

お仕事ヤダ行かないと子供のように駄々をこねまくり、最愛の気を引こうと試みる。

チラッチラッとソファの上でバラエティー番組を見て大笑いしているアヤトに視線を送るが、一向にこちらを向く気配はない。てかなぜタンクトップ+短パンの夏真っ盛りみたいな格好してんの、こっちが寒さを感じる…。


私はおもむろに立ち上がってアヤトの後ろにスタンバイ。



たまには大胆に行動するのもアリかもしれない。





首にキスする。






「ッ?!」


「でっへっへー♪してやったり!!」

「フウカ、オマエ…」

「ん〜??なにかなぁ?これは私に構わなかったバツなんだかんね」




このくらいおちょくると大抵この負けず嫌いなアヤトは対抗してくる。それを狙ってあえてイラッとくる言葉をかけたのだ。

構ってほしいから。


「そんなに俺様が好きなのか?ククッ」





あれ?私が思ってたセリフじゃないぞ??




気づけばアヤトはテレビを消して私を横から抱きしめてくれていた。

「そんなに、俺様のが欲しいのかよ……







           フウカ」


耳元で囁かれて「はっ!はひぃ!!」とおかしな返事が飛び出す。

いや、ちょっと待って!私はただ構ってもらいたかっただけで

「ア、アヤト!ちょっ、ストップ」


「はぁ、ンっ………うめぇ、ん」

「や、らぁ……ひぁッ!ぁ、あ」


「仕事、頑張ったら毎晩可愛がってやるから……だから、頑張れ」


「へ……?」



思わぬ言葉に心が温かくなる。
アヤト…本当、国宝だよ、保護されるべきよ。


「アヤトぉ、!ふぇ…ぐすっ…」

「はぁ?!なんで泣くんだよ………ほら」


そう言って彼は私をギュッと抱き寄せた。

「帰ってくるの、待っててやるから」

「うん…!」



また明日から頑張ろう、そう胸に誓った。









































読者の皆さんに気持ち伝われ…!!!!!(爆笑)
本当に頑張る原動力大事です、私の場合乙女ゲームやら音楽やらアニメやら。

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