オリ小説

□worldofMystery
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「worldofMystery」


✡異世界への招待状

「何…ここ」
その場所はまるで異世界。
モンスターと人々が共存する世界。
なぜ、私がこんなことに巻き込まれたのか
それは、3日前に届いた手紙だった

〜3日前〜
「愛梨ー!いい加減起きなさい!」
鳴り止まない目覚ましの音と母の声で
私は目を覚ました。
「何ー!今日土曜日だよ!?寝かせてー!」
折角の土曜日、睡眠の邪魔をされたくない。
私は、相原愛梨。部活にも所属せず、
成績を悪く、ダメダメな高2。
得意なことは、ゲームぐらいだ。
そんな私が土曜日いつも寝ていることぐらい知っている母。なぜ、私を起こしたのか。
「ねぇ、何で今日は起こしに来たの?」
母は、白い手紙を持ちながら答える。
「愛梨に手紙が来てるのよ。今頃珍しいわね」
母は、私に手紙を手渡した。
私は封を開けると、便箋とカードが出てくる。
便箋には、こう書いてあった。
「相原愛梨殿
 この度はworldofMysteryを
 プレイいただき、ありがとうございます。」
worldofMysteryとは、先日購入したゲームだ
「あなたを不可思議な世界へ
 ご招待します。カードに書かれた場所へ
 三日後の丑三つ時にいらしてください。
 あなたにすべてを捨てる覚悟があるならば」

三日後、何が起こるのかなど、その時の私は
知る由もない。

  〜続く〜
 

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