オリ小説

□worldofMystery 最終話
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前回の続き(最終話)

その魔物とは…

私だった。

後ろから彼の声が聞こえた。
『それが魔物です。そう、貴方こそが。
 勇者、そして魔物。
 一人目の勇者は、怖気づき来なかった。
 二人目は、魔物という自分を見て
 恐怖から逃げ出した。地の果てまで
 あなたはどうする?』

魔物という自分は、まるで死人のようだった。
「どういうことなの?」
『だから、言ったでしょ?すべてを捨てる覚悟 があるのかと。
 ここを抜けるには、魔物を倒すしかありませ ん。つまり、自分を殺すのです。』
そうか、ここは夢の世界。ここの魔物が死ぬだけ。私は死なないのだ。魔物が
自分の姿をして、邪魔しているだけ。
これがすべてを捨てる覚%
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