クロスオーバー、始めました

□刀剣乱舞×東京喰種
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僕は、ある女の人と出会って、人生が狂ってしまった

女の人の名前は、神代リゼさん

その人は、かつてW大喰いWと名を馳せた、鱗赫の喰種だ

僕が食べられそうになった時に、ある者の思惑で、鉄骨が上から降ってきて、瀕死の僕はリゼさんの臓器を埋め込まれた

その臓器が、W赫包W喰種が、赫子を出したりする臓器だ

人間の腎臓に当たる

赫包を埋め込まれて以来、僕は普通の人間の様に食事が出来なくなった

味噌汁を飲めば、腐ったガソリンの様な味がし、米を食べれば粘土を口の中で練っている様な感覚に襲われ、僕は退院までの1ヶ月間、ずっと水だけで過ごした

舌の作りが喰種寄りになってしまい、大好物のハンバーグ迄も、臓器を口の中に詰め込めている様な感覚になり、吐き出してしまった

それからは、喰種のニシキ先輩は、ヒデを食べようとしたり、
月山さんは、ニシキ先輩の彼女、人間の貴美さんを僕に食べさせようとして、僕が貴美さんを食べながら、月山さんは僕を食べるという不快極まりない発言をされた

そんな中、僕は喰種の仲間を着々と増やし、平和だと思っていた

その矢先、Wアオギリの樹Wがあんていくに襲撃してきた

僕はヤモリに捉えられ、酷い拷問を受けて、ストレスで髪は白くなり、爪は黒くなった

そして、僕は隻眼の赫者として、CCGにその特徴的な赫子からWムカデWと呼ばれるようになった

僕がアオギリの配下になり、CCGと交戦していると、あんていくがある20区に遂にCCGが潜入してきた

僕はCCGの亜門捜査官と戦闘すると、あんていくの喰種達を助け、ヒデと再会した

ヒデは致命的な傷を受けて、死んでしまったが

その後、僕はコクリアに収容された
監禁はされるが、拷問は無かった

暴れる事もせず、ただただ静かに過ごした

そんな中、僕に政府から要請が来た

「君には、ブラック本丸ッていうところに行って、刀剣男子達の審神者になって欲しい」

耳を疑った、この僕を政府の役に立てようというのか?と、、

元が人間で、今は半喰種な僕は人類の敵もいいところだ

なのに、審神者になれと言うのか?と、、

幾度の戦いで、僕の心は磨り減り、遂には無くなってしまった

「いいね?これは、喰種の君にしか出来ないことだ」

コイツらは、僕を完全に喰種と認識している様だ

「分かりました、僕が行きましょう」

これは、行くしか無いだろう、

「でしたら、後はこのこんのすけにお任せ下さい」

「ああ、頼んだぞ」

喋る狐、こんのすけを残して政府の役人は帰っていった

一言も僕には言わずに

「さて、審神者様、お名前を教えて頂いてもいいですか?」

こんのすけから、名前を聞かれ、びっくりしてしまう
「僕の名前は、、金木です」

「失礼ですが、本名ではありませんよね?」

「すいません、本名です」

「付喪神様達に、神隠しされぬ様に、別の名前を考えてください」

「そうですか...なら、geckoで」

「わかりました、geckoですね」

geckoは英名で、ヤモリを意味する

忘がたい僕の、名前の一つヤモリ

それを僕は審神者としての名前に選んだ

「それでは、参りましょう!貴方が今から着任する本丸へ!審神者様は、喰種だとお聞きしていますが、彼等は今は気性が荒いのでお気をつけて下さいね」

多分、傷はつかないだろう

刀を曲げないように気をつけなければ

「はい、分かりました、案内、宜しくお願いしますね」

「こちらのゲートになります、」

大きな門が目の前にある

これを通り抜ければ、そこは新天地で、僕の住む場所となる

W本丸W

これから会う刀剣男子達のケアをどうするか、グルグルと考えながら僕は門を潜った

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