短編

□ダメとは言われなかったから
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洗ってる間、透はちゃんと壁の方を向いててくれた。泡を全部流したところでこっち向かれたけど。



「ほら、もう一度ちゃんと温まって。」
「え?ちょっ!?わぁ!!」



大人二人で入るには少し、いや、かなり狭い。できるだけ素肌が触れないように端っこによっていたはずなのに、透にはバレバレで体を引き寄せられた。



「もっとこっちおいで。」
「ひゃあ!」



入浴剤で身体は見えないと思うけど、お湯の中で素肌が触れるのは恥ずかしい。



引き寄せるためにお腹に回った透の手が何だか怪しい動きをしている。これはヤバいやつだ。



「透!お風呂ではエッチなことしないからね!」
「んー。ちょっとだけ、最後まではしないから。ね?」



ね?じゃないよ!?



「やっ…ん…」



胸の飾りを摘まれて思わず声が出てしまった。慌てて口を塞いでも、出てしまった言葉はなかったことにはできなかった。



「敏感。もっとよくしてあげる。」
「ヤッ!透!?んんっ!」



クリクリと乳首を攻められてお腹のあたりがジンジンしてきた。



「あっ、とーる、もぅ…」



ダメだと思っていても、体は正直だった。お尻のあたりで硬くなってる透が欲しい、!でも、お風呂では嫌だ。



「とー、る。ここじゃ、やだぁ。」



もっとちゃんと愛して欲しい。



「ベッド行く?」
「うん。」



お風呂から出るとキスしながら体拭かれた。胸を散々いじられた後で、体が敏感になってるから、立っていられなくなって、ベットまで透に運んでもらい、たくさん愛してもらった。
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