祝!100万人突破記念!!
□もしかして、私たち……
1ページ/4ページ
「「えぇぇぇえええっ!!」」
私とコナンくんの叫び声が同時に響き渡った。それもそのはず、どうやら私とコナン君は中身が入れ替わってしまったようなのだ。
だって、目の前に自分がいるんだもん。そして私はコナンくんの姿なんだもん。思わずズボンの中を確認しようとしたら、ものすごい勢いで止められたけど。ズボンの中には私にはないものが付いているはず。……トイレ行きたくなったらどうしよう。
いや待て。今心配するべきところはそこじゃない。
「大丈夫ですか!?」
そう、ここがポアロだと言うことだ!!
なにが起きたのか説明しよう!!
1、蘭ちゃんと園子ちゃんに誘われてポアロにお茶しにやってきた。
2、当然コナン君もいた。
3、お茶している時、テーブルに置いてあった携帯が落ちてしまった。
4、拾おうとテーブルの下に潜った。
5、コナン君と頭ぶつけた。
6、入れ替わった。
はい!今ここ!!入れ替わって悲鳴あげたところだよ!!
「コナン君?」
「名前?」
蘭ちゃんと安室さんが私たちを心配そうに覗き込んでるよ?ねぇ、コナン君どうする?私、コナン君の演技してもいいよ?むしろ、喜んでするよ?そんで、蘭ちゃんに泣きつくよ?
「変なことしたら安室さんに抱きつくから!」
小声で脅された。自分に脅された。ナニコレ、面白い!ワクワクしながらコナン君にグッと親指を立てて合図したよ。
「蘭ねぇちゃん、大丈夫だよ。名前さんも大丈夫だよね?」
「……う、うん。」
こうして私たちの演技力が試されることになりました。