10万人突破記念

□この姿では初めましてですね。
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乾燥する季節がやってきた。この時期、小学校はあるウイルス性の病気が蔓延する。



コナンの通う小学校も例外なく、クラスの4分の1がかかって学校を休んでいる。こうなってくると自分の番は近い。



案の定、江戸川コナンは高熱を出し学校を休んだ。



問題は、薬が飲めないことである。



APTX4869を飲んで体が縮んでいるコナンは、薬の組み合わせで体にどんな影響を与えるかわからないのだ。



普通の病院には行けないコナンは、居候している毛利一家に“しばらく博士の家に泊まる”と風邪を引いていることを隠してやってきた。



灰原「一応、薬を出すけど、体にどんな影響があるかわからないから、異変を感じたらすぐに教えるのよ。」



APTX4869を開発した宮野志保こと、灰原哀がコナンに薬を処方し、しばらくは安静にすることとなった。




次の日、なまえは子供達に誘われてコナンのお見舞いに、少年探偵団を引き連れて博士の家にやって来た。



歩美「コナン君のお見舞いに来たよー!」
光彦「博士!コナン君の容態はどうですか?」
博士「ああ、今はまだ熱が高くて寝ておるよ。君らも移ったらいかんから、今日は会うのはやめておいたほうがいい。」
元太「コナンそんなに具合わりーのかよ。」



新一「熱は高いけど、本人は本を読んでリラックスしているよ。」
歩美「あー!新一おにーさんだ!」



え?工藤新一??本物を二度見したよ。じゃ、コナン君は?



新一「この姿では初めましてですね。なまえさん。」
歩美「新一おにーさん。なまえお姉さんのこと知ってるの?」
新一「ええ、蘭から話には聞いていました。」
「初めまして。みょうじなまえです。」



形式的な挨拶をして工藤新一を交えてお茶会することになりました。
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