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□誓いますか?
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「あなたは健やかなる時も病める時も夫を支え愛することを誓いますか?」
「はい。誓います。」


今日、俺たちは結婚する。ようやく名前を降谷名前にしてやれる。思い返せばすごくすごく長い間待たせてしまった。


「それでは誓いのkissを。」


純白のドレスを着た名前は本当に綺麗で、少し緊張している名前が可愛らしくもあり、こんなに綺麗で可愛い花嫁は世界中探しても名前しかいないだろう。


そっとベールをめくり顔を見れば、とても嬉しそうに笑っている名前と目があった。


コナン君もとい、工藤新一君や蘭さん、毛利先生や阿笠博士、公安の仲間はもちろん、それに、赤井秀一が見守る中、俺たちは誓いのキスをする。


「今、二人は夫婦となりました。」


神父の言葉が俺の心に響いた。『夫婦』になったのだ、と。


名前を見れば泣きながら笑っていた。俺もつられて泣きそうになった。たくさんの仲間を見送り、自分の幸せなんて考えてなかった俺が、唯一無二の存在を手に入れた。この先何があっても愛し、守り、手を取り合って共に生きていく。


どうかこの幸せが1秒でも長く続きますように。そう祈りを込めて目を閉じる。


もう、何度同じ夢を見たかわからない。




俺の隣でスヤスヤと気持ちよさそうに寝ている名前を見れば、あの結婚式の時よりはるかに上回る幸せを感じている。


結婚式で『夫婦』となった俺たちは、もう直ぐ『家族』になる。


月並みだけど、俺にたくさんの幸せをくれてありがとう。愛してる。


寝ている名前にキスをすると、嬉しそうに「へへっ」と笑った。
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