チビー's(長編)

□目が覚めたら身体が!2
1ページ/2ページ

安室side





朝、目が覚めたら、身体がさらに縮んでいた!?



「あぶ〜!?」



う、嘘だろ!?手足が動かない、だと!?声が、言葉が喋れない、だと!?



嫌だ!こんな姿になるくらいなら死んだ方がマシだ!クソッ、自決することもできないなんて!最悪だ!!



なんとか動かすことは出来ないものか?せめて寝返りができれば…。ぐぬぬ。



なんで俺がこんな目に合わなきゃいけないんだ!?心成しか体が熱くて痛くなってきたし……。



「安室くん。起きていたのか?」
「あぶぶ!?(赤井!?)」
「ん?熱があるのか?」
「ばぶっ!(触るなっ!)」
「熱が高いな。薬は、この姿では飲ませられないか?」



赤井に看病してもらうなんて嫌だ!やめろぉぉー!









「うわぁぁぁぁぁあああ!!」



ゆ、夢!?そうか、全部夢だったのか!?



「透くん!?大丈夫??……あれ?」



ナマエ?…全て夢だったわけではないのか。



「ちょっ!待って!そのまま動かないで!!秀一くん呼んで来るから!」
「は?」



いや、なんで赤井?ま、まさか正夢!?……あれ?なんで服着てないんだ?手も、大きい?まさか!!



急いで脱衣所まで来て、鏡を見て歓喜した。



「安室君。とりあえず、下着は履いた方がいい。」



安室透は推定20歳くらいまで一気に成長していた。
次へ
前の章へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ