Short Novel

□・君を近くに感じたい
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おまけ2

「ねぇ、美季ちゃん」

「京介くんどうしたの?」

「さっき、義人のこと義人って呼んでたけどそれってさ、家の中でそう呼んでるから?」

「えっと・・・まぁ、うん」

「その前はそう呼んでないの?」

「うっ・・・」

「呼んでたんだ?いつ?」

「え・・・それは、その・・・」



言えるわけがない
その、あ、愛し合っている最中なてんて
言えるわけないよ・・・っ



「ヤってるとき?」

「えっ!」

「ビンゴ。美季ちゃんって直ぐに顔に
出るから分かりやすいんだよね」

「京介」

「なんだ義人か」

「俺で悪かったな」

「で、なに?」

「俺の美季、苛めないでくれる?」

「義人も言うようになったねー。
『俺の美季』だってさ・・・」


途中参戦の亮太くんが義人くんを
からかうけど、



「・・・」



そんな亮太くんをじっと見つめる義人くん


「わ、悪かったよ!もうからかわないから、その目で見んのやめて・・・怖すぎるから」

「美季おいで・・・そんなやつらに
構うことはないから」

「う、うん」


「義人ー、メンバーの扱い雑じゃね?」

「十分だろ」


私たちのことをからかった2人はあとで
義人くんにたっぷり仕返しをされたそうです


おしまい
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