雑記
□如月の十四日に向けて
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【尾張side】
信長「『天下の勝負褌決定戦』だと?」
光秀「はい。なんでも、ザビエール達が天下一の褌姿を見てみたいとのことで、企画されたようです。」
秀吉「景品は 弥彦 の手作りちょこだそうですよ?」
利家「あれ?あいつ、みんな分用意するって言ってなかったか?」
蘭丸「どうやら、材料が1人分しか手に入らなかったようですよ。」
三成「くだらん。そんな訳の分からない食い物のために、
寒い中、褌一丁など、馬鹿がすることだ。」
秀吉「そんなこと言わずにさ。三成も参加しようよ?
なんだかんだ言って、ちょこ、気になってるでしょ?」
三成「そんなことは・・・だが、秀吉が言うのなら・・・」
利家「なんだそれ・・・」
信長「ふん。面白い。天下一の褌姿の座も、あやつのちょこも、俺が手に入れる。」
勝家「流石、御屋形様だ!」
秀吉「勝負褌か〜 どんなのにしようかな?」
利家「んなもん、隠れればなんだっていいだろ。」
秀吉「分かってないなぁ、ワンコ君は。」
三成「これだから駄犬は…」
利家「んだと!!!」
勝家「まぁ、利家。落ち着け。」
光秀「御屋形様はどのようなものにいたしますか?」
信長「決まっているだろ。男は黙って…」