雑記

□如月の十四日に向けて
1ページ/6ページ

【尾張side】



信長「『天下の勝負褌決定戦』だと?」

光秀「はい。なんでも、ザビエール達が天下一の褌姿を見てみたいとのことで、企画されたようです。」

秀吉「景品は 弥彦 の手作りちょこだそうですよ?」

利家「あれ?あいつ、みんな分用意するって言ってなかったか?」

蘭丸「どうやら、材料が1人分しか手に入らなかったようですよ。」

三成「くだらん。そんな訳の分からない食い物のために、
   寒い中、褌一丁など、馬鹿がすることだ。」

秀吉「そんなこと言わずにさ。三成も参加しようよ?
   なんだかんだ言って、ちょこ、気になってるでしょ?」

三成「そんなことは・・・だが、秀吉が言うのなら・・・」

利家「なんだそれ・・・」

信長「ふん。面白い。天下一の褌姿の座も、あやつのちょこも、俺が手に入れる。」

勝家「流石、御屋形様だ!」

秀吉「勝負褌か〜 どんなのにしようかな?」

利家「んなもん、隠れればなんだっていいだろ。」

秀吉「分かってないなぁ、ワンコ君は。」

三成「これだから駄犬は…」

利家「んだと!!!」

勝家「まぁ、利家。落ち着け。」

光秀「御屋形様はどのようなものにいたしますか?」

信長「決まっているだろ。男は黙って…」
 
 
 
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ