□【アイナナ】警備員のお兄さん
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・挨拶



「挨拶、しなきゃだよな」

警備員なら夜中見回りするし、そこで勘違いされて警察呼ばれたらなんも意味無いし

「皆なら寮に集まってるはずだよ!行こっ」

あー可愛い妹可愛い

しかしアイドリッシュセブンってあれだろ?メイキンザフーン♪フンフンフフーンみたいな
ジャン!ハイ!ジャン!ハイ!フフフフーン♪
……全然覚えてねぇじゃん


・・・

連れてこられたのは広いリビングのような部屋
いち、に、さん、し、ご、ろく、なな……
全員揃ってるし

「wow!アナタが噂の紡のオニイサン!つまりはワタシのオニイサンでもある訳ですね!」

「はは殺すぞ」

こ、このパツキン外国人!!妄言吐いてんじゃねぇぞ!!!婚約者なんて紡には早すぎる!お兄ちゃん許しませんよ!!



「……その方が前から聞いていた方ですか?」

おっ青髪よく話を戻してくれた

「は、はい!前から話していた事務所の警備を担当する私の兄の名無しさんです!よろしくお願いします!!」

「あー…なんか全部紡に言われちゃったけど、兄の小鳥遊名無しさんです。よろしく」

周りからよろしくお願いします〜など声が上がる中青髪が少し不満げな顔をしている。お?頼りないってか?しょうがないじゃない妹がしっかりしすぎると兄は頼りなく見えるものなんだもの

「お兄ちゃんには送迎なども担当して貰えるので、車を出したい時はいつでも頼んでください」

「えっお兄ちゃんそれ聞いてないんだけど」

あーほら、色々急すぎて話噛み合わないせいか青髪立ち上がった
ゆらりとこっち向かってきてるしなんか怖いし


「名無しさんさんよろしくお願いします」

ガッと青髪が手を握ってきた
こっわ!何急にこっわ!しかもめっちゃ力強いし!!

「は、はぁ…よろしく……」

「これであの運転からオサラバなんですねっ……!」

あ、お兄ちゃん察したぞ

「紡お前……」

「だ、だって免許取ってちょっとしか経ってないんだよ!……う、運転の話はもういいよ!皆のプロフィール渡しておくから覚えておいてね!!次は万理さんの所行こっ!!」

あ、紹介は俺だけなのね
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