book
□jealousy
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「みきたーんっなにしてんの」
またか……もう亜弥ちゃんの事嫌いになりそう。なんでそんなにみきたんみきたんって言ってるわけ?もう知らん。私はふてくされてジュースを買いにいくことにした。
「もーありえない。たんたんたんたんたんたんって塩タンかっての!」
もーありえないっ!だって普通楽屋に来て最初に挨拶するのって私でしょーよ。なんで美貴ちゃんとこ行っちゃうのさほんとにありえない。
「私達って付き合ってたよね?」
はぁもう嫌になって来た。なんで私ばっかりこんなことしてんだろ。そーいや亜弥ちゃんなんて私に嫉妬したことないじゃん。とうぶん亜弥ちゃんと関わらないほうがいいかも自分のためにも
「はぁ仕方ないよね」
私は楽屋に戻っても亜弥ちゃんの声を聞こえないようにイヤホンをして爆音で音を流しながら雑誌を読むようにして撮影が終わった後も早く着替えて現場を後にした。
「なるべく関わらないようにしなきゃ」
また自分が嫉妬しちゃうんだよね。はぁ苦しいけど頑張んないと。
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