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□この子のおかげ
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遅刻じゃんと言いつつ歩くのはゆっくり歩く私。華のJKだったはずなのになぁ〜やっぱり飽き性のあたしはこうやってすぐ飽きてしまった。美貴とか居なかったら絶対退学してんだろーな





「おはようございま〜す」


「名無しさんおっせーぞ」


「うるさいなよしこは。おはよ美貴」





そう言いながら自分の席の横で眠っている美貴の頭を撫でて挨拶をする。相変わらずよしこは後ろであたしの背中をつんつんと指で刺してくる。





「それまぁまぁ痛いんだからなっ」


「2人とも静かにしろ。うるさくて眠れねーよ」


「「はい」」





毎回こんな感じ恋人の美貴は睡眠を妨げられるのが1番嫌いらしい。本当にこれだけは怖いんだからね





「ここはこの数式が入って.........





だめだ。数学は眠いな。こりゃ無理だ。おやすみなさい先生。それとごめんなさい。はいっ心のなかでちゃんと謝ったから大丈夫。今度こそおやすみなさ..........






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