新選組に飼われたいネコ
優しくて可愛くて、少し切ない物語。

ひーくんとは
ひーくんは、東京多摩地方にある日野で生まれた白い猫。
生まれたのは江戸時代、幕末と呼ばれる時代。

おっとり優しく明るい性格で、とても人懐っこい。

耳の毛や頭の毛が特徴的。
シッポの先のギザギザだんだらは京に住むようになってから、自分で毎日お手入れ、頑張って毛づくろいした結果。

難しいことは苦手で、一生懸命『誠』の字を書こうとしても『試』になってしまう。

憧れの大好きな人がいて、それは土方歳三さん。
でも一番懐いているのは可愛がってくれる沖田総司くん。
試衛館のみんなが大好き。

一番の友達は黒猫のクロさん。ひとつ年上で頼りになる存在。
おっちょこちょいのひーくんが困っていると、いつも助けてくれる。

クロさん
クロさんはとても強くて頼もしくて、だけど恥ずかしがり屋さん。
額に小さな傷痕があるけれど、普段はおでこの毛で隠している。

自分の姿をあまり人に見せないよう振舞っている。
クロさんはひーくんが好きな人達に興味なんて無いけれど、斎藤一さんには密かに憧れている。

ひーくんの額の鉢金の字を後に直してあげる。
でも上から貼るだけなので、まれに剥がれて試に戻っていることがある。

昔はタマと呼ばれていた。
でもいつからか自分の事をクロと呼ぶようになった。その理由には少し悲しい物語が隠れているんだ。


文字も書けて二足歩行、すっかり人間の気分でいるけど、物語の中では他の猫と変わらないボク達だよ。
 

[TOPへ]
[カスタマイズ]




©フォレストページ