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□*Precious time with loved ones*
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これまで過ごせなかった時間を埋めるように彼は私に愛の言葉とキスを送ってくれた。
「ごめん、俺今日は我慢できない……名無しさんが欲しくてたまらない」
そういった百に精一杯のキスで答えれば、彼はさらに甘いキスで私に返してくれた……
その後……
「腰、痛い……」
「ごめんってば!だって仕方ないじゃん名無しさんすっげー可愛かったんだもん!」
「それにしても、やりすぎ……」
「名無しさんだってまんざらじゃなかったくせに」
「なっ!!」
「もー怒んないでよ!!ほら、モモちゃん特製カレー!!じゃじゃーん」
「ねぇ百……」
「なに?」
「なんで人参、皮剥かれてないの?ジャガイモも……」
「え、だってカレーだからとりあえず煮込めば美味しくなるってテレビでいってたし!」
「……百、今度一緒にカレー作ろうか」
「あ、それいいね!!最近一緒にゆっくりできてなかったし!あ、そうそう、俺明日から三日間オフなんだ!だからどっか旅行でもいこっか!名無しさん、連休でしょ?」
「ちゃんと予定覚えててくれたんだ……」
「もち!!そのためにここ最近で仕事いっぱい頑張ってたんだから!これからもなるべく時間作るし、ちょっと遅くなっちゃけど、これから一緒にハッピーな時間たくさん作っていこうね!」
「うん、百、私の事本当に好きになってくれてありがとう。記念日覚えててくれてありがとう、私にプロポーズしてくれてありがとう、私やっぱり、百が大好き」
「っ!!俺も!名無しさんが世界で一番大好きだよっ!!」
そのあと、またベッドに運ばれる羽目になったのは内緒のお話。
end